【医学生必見!】生化学のすゝめ!みんなはどうやって生きてるの!?
ぽん。国公立大医学生POWです!前回は先に受験ネタを紹介したので今回は医学ネタを行こうと思います!今回紹介するのは“生化学”!多くの医学生を苦しめるあいつです!これを私なりに医学生でなくともわかるくらい簡単に説明してみせます!
今回は概説となります!各論は書き次第追加してリンクを貼っておきますので確認してみてください!
[:目次]
- 生化学ってなんだ!?
- POWの思う、生化学の面白いところは???
- 各論のもくじ!
【1】生化学ってなんだ!?
生化学って言われるとなんだか難しく感じますよね。ただわかりやすく言えば、からだの中で栄養がどのように変化して蓄えられたり、つかわれたりするのかというのを化学物質の観点から研究する学問なんです!
この分野で中心的に学ぶものは、こちらです!
この6つになります!たった6つです(ほかにも無機物などがありますが、習いませんでした)!しかもメインはほとんど上3つが占めています!この3つに医学生は苦しめられることになるのです、、、
1~3はおそらく中学くらいで習いますかね?食事も、炭水化物・たんぱく質・脂質なんて言いますが、それぞれが分解されると1、2、3となります!4は核酸は聞き覚えがあるでしょうか。DNAのことですね!5はビタミンCはよく聞くと思います。6は鉄分!なんていいますよね(実際授業では鉄を中心に学習しました)。
ここで生化学で重要なキーワードがあります!「代謝」「同化」「異化」です!
「代謝」とは、生き物が行う、栄養をこねくり回す反応すべてのことを指します!これには二種類の反応があります!「同化」はエネルギーを消費して物質を合成するのに対して、「異化」は物質を分解してエネルギーを得ます!
お札をエネルギーとして、銀行にお札を預けるのが「同化」、銀行からお札を引き出すのが「異化」です!お金がないと人間はなにもできませんよね!だけどずっと手元に大量に持っているわけにもいかないので、口座に預けたときにあらわれる数字のように、別なものにエネルギーを変えておくんですね!ちなみに預けるのも引き出すのもまとめて「代謝」と呼ぶので注意してください!
じゃあこのお札にあたるものって人間では実際はなんなのでしょうか。
おっと!どうせATPだろ~~!!なめるなあ~!!と思った方!僕もそう思っていたのですが、実はほかにもあります。なんでやねーんて感じですよね(笑)
でもよく考えてみてください!お札だって千円札、五千円札、一万円札と種類がありますよね?それと同じです!ただし、ATPが千円札のような、基準となるエネルギーです!ATP〇〇個分っていう言い方をするんですね。だから重要なのは間違いないです!
☆お札にあたるもの・・・ATP NADH FADH₂ の三種類が主です
NADH=3ATP FADH₂=2ATP です!これはエネルギーを計算する際にとても大事になってくるので医学生は憶えてください!
また、各論では英語が多用されます!(^^; それは決して皆さんをいじめたいわけではなく、医学がそもそも西洋医学である以上、よく頭文字をとったりした状態で略されたりしますが、これがなかなかわかりにくかったりするので英語と日本語両方を載せることにします!混乱させてしまったらすみません!かなり規則性があるので英語といっても覚えやすいと思います!
【2】POWが思う、生化学の面白いところ???
私が一番すごいっ!と思ったのはこれ、人間だけじゃないんですね。ほかの動物、植物にもけっこう適用できます(もちろん生物によって栄養として利用するものが異なるので異なるものは無理です)。違うのは酵素、とかですかね。経路が異なる場合もありますが、細菌も代謝を行っているんですよ!つまり、人間と細菌は同じものを利用して生きているんです!これすごくないですか??同じものでもミクロな細菌やマクロな人間両方動かすことができることに気づかせてくれます!
また、代謝の異常は、いろいろな病気の原因となっているんですね。多くは専門的で聞いたこともない病気ですが、病気の起こる原因がわかるのでその経路がだめになるとそりゃあこうなるよね、みたいな病気の原因と結果が順序だてて理解できるのも面白いところです!
、、、まあこれ生化学が面白いかどうかというよりは基礎医学自体面白いと思える人は面白いだろうし、そうでない人は面白くないでしょう、、向き不向きの問題かな
【3】 各論のもくじ
記事が完成しだい、リンクを貼り付けていきます!確認してみてくださいな
基本は糖類・アミノ酸・脂質代謝です!この三種は知っておきたいですねえ!
ちゃお~